アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞で、金沢のスタジオで制作された「ONI(おに)~神々山(かみがみやま)のおなり」が作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞し、制作スタッフが喜びを語りました。
橋爪陽平さん「実際に受賞することもできて、多くの人から反響もあって一夜明けでようやく実感が出来た」
アニー賞の作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞した「ONI ~ 神々山のおなり」は、鬼や妖怪たちが暮らす世界が舞台の物語で、金沢市尾張町にアニメスタジオを構えているトンコハウスが制作しました。金沢のスタジオで働く稲田雅徳さんと橋爪陽平さんはコンセプトアーティストとして背景や小道具などのデザインを担当し、優れた世界観やデザイン設定に送られるプロダクションデザイン部門の受賞に大きく貢献しました。
稲田雅徳さん「受賞が読み上げられたときに歓声が上がっていてONIのことを評価されたかなと。海外がどういう反応か知らなかったけどみんな評価しているのかと感じた」
稲田さんと橋爪さんは授賞式が行われたアメリカ・ロサンゼルスから28日、金沢のスタジオに戻る予定ということです。