航空自衛隊小松基地のF15戦闘機に乗る地元出身のパイロットが飛行時間4000時間を達成しました。F15パイロット飛行時間としては非常に珍しく快挙だということです。

森中洋之3等空佐

22日、無事故での飛行4000時間を達成したのは303飛行隊所属の石川県小松市出身の森中洋之3等空佐(45)です。森中さんは星稜高校卒業後、航空学生として航空自衛隊に入隊。2001年からF15戦闘機のパイロットとなり北海道の千歳基地や宮崎県の新田原基地の戦闘機操縦の教官などを務めました。

基地エプロンで行われた記念セレモニーには家族やパイロット仲間らおよそ50人がかけつけ氷入りの水をかけるパイロットならではの荒々しい祝福で快挙を祝いました。

氷水で祝福される森中洋之3等空佐

森中洋之3等空佐
「地元で4000時間を迎えられて良かった。飛行安全に留意しながら任務を遂行したい」

森中3佐は週に2,3回は10キロのランニングを行ってパイロットとして体力の維持に心がけているということです。(画像:祝福を受ける森中3等空佐