石川県の馳知事は20日に開かれた定例会見で、21日に東京ドームで開かれる武藤敬司さんの引退試合の参加について問われ、「絶対に出ない」と改めて強調しました。
馳知事は武藤さんとの関係性について、「レスラー時代や国会議員になってからも厚い友情で支援いただき、ともにタッグを組んで日本のプロレス界に貢献してきた自負がある」と述べました。21日は県議会定例会の開会日となっていますが、ことしの元日にプロレスリング・ノアの興行に馳知事がサプライズで参戦していたことから、これまで親交の深かった武藤さんの引退試合にも知事が姿を見せるのではないかと注目されていました。
一方、当の本人は「出るわけがない。21日に出ることが叶わないため、元日の試合に出たのだ」と説明しました。
武藤さんは石川県の観光大使にも任命されていて、馳知事は「引退試合と県議会が終わり本人と日程が合えば、石川県特産の能登牛かお米を記念に差し上げたい」と意気込みました。