純プラチナ彩と呼ばれる独自の技法で国内外で高い評価を受けている陶芸家山本一洋さんの作品展が金沢で開かれています。

この作品展は、金沢市に本社を置くデパート大和の創業100周年を記念し開かれているもので、会場では飾壺や香炉など100点が展示されています。山本さんは、技術的には難しいとされてきたプラチナを陶磁器に彩色する独自の技法を確立し唯一無二の作品作りを手掛けてきました。なかでも、「旭日鳳凰飾壺(かざりつぼ)」は緻密に描かれた鳳凰のまわりにプラチナ彩を施し、さらに、立体的に見せる盛り上げの技法も用いることで重厚感のある輝きを見せています。この展示会は、今月28日まで金沢市の香林坊大和で開かれています。