「無理強いすることがないように…」各市町の判断は
一方で「着脱を無理強いすることがないように求めたい」と個人や家庭の判断を尊重する配慮も見られます。
石川県教育委員会では、国の方針に従ってマスクの着用は原則求めないよう、県立学校に伝えることにしていて、そのほかの公立の小中学校は、各教育委員会が対応を決めます。

各市町の対応は、13日現在で金沢市・白山市・七尾市など16の市や町は、現在、検討中としています。野々市市は、他の自治体に比べて学校ごとのクラスの数や生徒の人数が多いことも考慮して決めたいとしています。また、宝達志水町は、卒業生はマスクなし、在校生・保護者・来賓などは着用の方向です。津幡町は、国の方針に従うとしています。

私立高校ですが、北陸大谷・遊学館・金沢龍谷・鵬学園の4つの学校では、受験を控えている生徒がいることやインフルエンザが流行していることなどから、マスクの着用をすでに決めています。また、金沢・星稜は、検討中、北陸学院は、感染対策を講じて、入退場や式辞の時は外し、讃美歌を歌う時には、マスクをつけます。
マスクを外すことに不安や抵抗を感じる子どもや保護者もいるので、画一的ではなく、柔軟な対応が求められます。