2022年11月にお披露目された金沢市尾張町のマスコットキャラクター“あきない君”の銅像が進化を続けています。かつてのにぎわいを取り戻すべく、まちの名物キャラが商店街の魅力発信に一役買います。
あきない君には大きな使命があります。
それは…「ビギンthe尾張町」

新型コロナの影響で大きなダメージを受けた店同士が一致団結して困難に立ち向かう、老舗商店街復活のシンボルとしての役割です。

MRO久保田修平アナウンサー「ありました!金ピカですよ!あきない君」

2022年11月にお披露目となった“あきない君”の銅像。

1枚500円の金箔で、銅像をゴールドにデコレーションするスタイルです。

久保田アナ「貼れました!無事貼れました」

尾張町商店街振興組合・山田正雄理事長「2か月くらい経つんですけど、80人くらいの方に貼ってもらってます」「せっかくなんでお鼻さわってってください。お金貯まりますよ」

東京からの観光客「金沢の金箔にまだ来てから一度も触れられてなかったから、こういうの通して触れられて楽しかった」「Q.どんな思いで貼った?」「金運って言われたので、金運を願って」
ちなみに、あきない君のモデルは山田さんとのことですが…

久保田アナ「僕にも似てないですか?」
尾張町商店街振興組合・山田正雄理事長「尾張町は前田利家公が金沢へ入った時に、ここが最後の住まいだろうということで出身地・名古屋の荒子から商人や職人を呼び寄せて興した町」
利家公ゆかりの商人の町。

創業100年を超える老舗が多い尾張町の店先には、一品ミニ美術館と銘打った貴重な商売道具が並びます。
尾張町商店街振興組合・山田正雄理事長「尾張町っていうと最後の町っていう悪いイメージもあったんですが、町民文化館はもともと尾張町の銀行なんですよ。尾張町の銀行で音読みするとビギン。これから尾張町が始まるよということで語呂もいいですから、頑張っていきたいと思ってます」
