気象庁と国土交通省などは、年明け1月2日ごろから再び大雪になる可能性があるとして共同で会見を開き、年末年始の移動の前に最新の情報を確認するよう呼びかけました。
石川県は12月23日、顕著な大雪に関する気象情報が発表されるなど、12月としては異例の大雪となり、国道や高速道路が長時間にわたって通行止めになるなど、交通に影響が出ました。

気象台によりますと、12月31日から1月1日にかけては一旦寒気が緩むものの、1月2日ごろからは再び強い寒気が南下し、7日ごろにかけての雪の量は平年の2.5倍以上になる見通しです。
金沢地方気象台の飯田豊弘統括予報官は「1月に入って年始のタイミングで大雪の可能性がある。23日の寒波と同じような状況になるかもしれないという心づもりをして行動計画をしてほしい」と呼びかけました。
国交省などは、年末年始の移動を前に最新の情報を確認し、大雪が予想される場合には計画の見直しも検討してほしいと呼びかけています。