1月にイオンとの間で20年以上続いた資本業務提携を解消したドラッグストアチェーン「クスリのアオキ」。17日に開かれた臨時の株主総会で、会社側が求めた買収防衛策が承認され、独立路線が維持される見通しとなりました。
石川県白山市に本社を置くドラッグストア大手の「クスリのアオキ」は、2003年から「イオン」と資本業務提携を結んできましたが、イオンが株式の保有率を高めたことに反発したアオキ側が社外取締役の退任を求めるなど、関係が急速に悪化し、1月、20年以上続いた提携を解消しました。
イオンは1月、アオキの株式を保有するドラッグストアチェーン「ツルハホールディングス」を連結子会社化することで、議決権比率をおよそ15パーセントに高めていて、イオンによる将来的な買収を警戒したアオキ側が防衛策の導入を求めて17日、臨時の株主総会を開きました。
アオキ側は、特定の株主グループが20パーセント以上の株の買い付けに動く場合、意向表明書や取得目的の説明を求め、守られない場合は他の株主に無償で新株予約権を割り当てるなどの対抗措置を取るとしています。
出席した株主によりますと、イオン側からは「将来的な合併は考えているのか」との質問が出されたのに対し、アオキ側は「独立企業のほうが意思決定が早く、変化にも対応しやすいので、合併は考えていない」と回答したということです。
創業家による支配に異議を唱える大株主が反対する中、アオキ側が求めた買収防衛策は賛成多数で承認されました。これで巨大資本による再編が進むドラッグストア業界で、株主は創業家が主導するクスリのアオキの独立路線を支持した形となりました。











