全国で後を絶たないクマによる人身事故。9月からは市街地でも自治体の判断で猟銃を使った「緊急銃猟」が可能になりましたが、安全を確保するには住民の速やかな避難が課題となります。石川県加賀市で25日、クマの出没を想定して住民を避難させる訓練が行われました。
人里での目撃が相次ぐクマ。県内では2025年、19日時点で358件の目撃情報があり、10月30日には、白山市で住宅裏にクマが出没し、9月に制度が始まって以降初の緊急銃猟で駆除されました。

猟銃を発砲するうえで大切になるのが周辺住民の安全の確保。加賀市黒崎町では、市の職員や警察が参加して、住民の避難誘導訓練が行われました。
渡邉百音フィールドキャスター「訓練は、子ども会館の中にクマの成獣1頭が居座り、緊急銃猟で発砲する想定で行われました。」











