大相撲九州場所で優勝争いをしていた石川県津幡町出身の横綱・大の里は、千秋楽の23日、左肩のけがを理由に初めて休場しました。大の里は二所ノ関部屋の祝賀会で「休場するか朝まで悩んだ」と語り、悔しさをにじませました。
千秋楽後に福岡市内で開かれた祝賀会に姿を見せた横綱・大の里。13日目に安青錦との対戦で左肩を痛め、優勝争いをしていた23日の千秋楽で自身初の休場を決意しました。

横綱・大の里
「自分自身、最後、朝まで悩んで、こういう決断をした。しっかりと治して、来年初場所からいい成績を残して、1年4場所以上、優勝を目指せるよう頑張ります」

ニ所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)
「長い相撲人生があるので、無理をしない。本人と話して、きょうの朝、休場となりました」
日本相撲協会に提出した診断書では、大の里は1か月間の安静加療が必要な左肩の脱臼とされています。











