今年3月に石川県知事に就任した馳知事は「今年の漢字」に「闘」を選びました。12日の県議会後、記者団に「今年の漢字」を問われた馳知事は「私は闘魂の“闘”の方にしたい」と述べました。

県議会後の会見


理由について「自分自身と闘い続けた一年でした」と話す一方、プロレスラー時代を重ね合わせ「闘魂、アントニオ猪木さんが亡くなったのは大きいね」と今年10月に心不全で亡くなった元人気プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木氏に思いをはせました。

馳知事
「猪木さんには大変お世話になった。良いところも悪いところも影響を受けた気がする。なかなか猪木さんのような人物は、今の日本社会には出てこないだろう」

このほか「石川県にとって今年の3大ニュースは?」という問いかけには「1つ目は私が知事になったこと。2つ目は8月の豪雨。3つ目は珠洲の地震」と答えました。「我々県政に関わる者は危機管理が最大の使命。地震・豪雨にしても谷本前知事も28年間大変だったと思う」と続け、「引き継いでいく責任の重さを実感させられた」と自身の県政運営1年目を振り返りました。