酒造りに適した気温の低い時期を迎えています。全国で30社ほどしかないどぶろく製造の許可を受ける石川県中能登町の神社で12日、どぶろく検定が行われ、検査員が出来栄えを品評しました。
樽の中で熟成されたどぶろく。コメ特有の芳醇で甘い香りが漂います。
中能登町は2014年に「どぶろく特区」の認定を受けたことで、町内全域でどぶろくの製造が可能となりました。

天日陰比咩神社(あめひかげひめじんじゃ)では、江戸の藩政時代より前から神事用のどぶろくが作られていて、地域の伝統を受け継いでいます。
2025年は猛暑の影響で例年より遅い10月下旬から醸造を始め、地元産のコメと水のみを使って265リットルのどぶろくができあがりました。











