12年前に石川県加賀市のコンビニエンスストアで店長の男性が殺害され、未解決となっている強盗殺人事件で、警察は、有力な情報の提供者に最高で300万円を支払う報奨金の期限を1年延長しました。
この事件は2010年11月3日の未明、加賀市桑原町にあったコンビニエンスストアに男が押し入り、店長の山崎外茂治さん当時68歳が刃物で殺害されたものです。
県警は2012年から警察庁の捜査特別報奨金制度に基づき、犯人の逮捕に結びつく有力な情報を提供した人に、最高で300万円を支払うことにしています。期限は6日まででしたが、事件が解決していないため、県警は期限を来年12月6日まで1年間、さらに延長することを決めました。
この事件をめぐっては県警が去年、犯人が乗っていたトラックが事件のおよそ10分前にもコンビニの駐車場に出入りしていたことや、犯行現場から北におよそ2キロ離れた道路沿いに、犯人が身につけていたカツラが捨てられていたことを公表しています。
事件に関する情報は、大聖寺警察署0761-72ー0110で受け付けています。