サッカーのワールドカップ、決勝トーナメントの1回戦で日本はクロアチアに敗れ、悲願のベスト8入りはなりませんでした。それでも石川県内のサポーターからは、快進撃を続けた代表メンバーをねぎらう声が聞かれました。

記者
「日本史上初のベスト8をかけた試合が今始まりました、店内は盛り上がっています!」

前回大会準優勝のクロアチアとの一戦は、深夜にもかかわらず県内でも多くのサポーターが声援を送りました。前半終了間際、日本はコーナーキックの流れから前田大然選手が押し込み今大会、初めて先制。店内には大きな歓声が響き渡ります。

「いえーい!」「いけるいける!」

しかし後半10分、クロアチアに追いつかれ振り出しに。試合は1対1のまま延長戦でも決着がつかずPK戦へもつれこみます。テーブルに伏せて、画面から目を背けてしまうサポーターも数人いる中…

PK戦では、日本選手のシュートが立て続けにキーパーに阻まれ、史上初のベスト8まであと一歩のところで力尽きました。

「あ~!」「負けた…」
店内は一瞬にして静まり返りましたが…

県内のサポーター
「すごい期待していた、本当に悔しかった」「睡眠時間削ってでも見たいと期待させてくれた日本代表に感謝したい」「おつかれさま、かっこよかった、と伝えたい」「(これから仕事は)めんどくさい~行きたくない~!まあでも、ちゃんと行きます」

今大会、日本中を沸かせた選手たちに、サポーターらは試合後も拍手を送り続けていました。