平安時代の相撲などが披露される「大相撲百周年場所」が東京・両国国技館で開かれました。石川県津幡町出身の横綱・大の里も登場し、土俵入りや三段構えで会場を魅了しました。

日本相撲協会の財団法人設立100周年を記念して開かれた大相撲百周年場所。会場を盛り上げたのは、大の里と豊昇龍の両横綱による三段構えです。

三段構えは大相撲の儀式の一つで、相撲における基本体を伝える上段・中段・下段の三種類の構えを指します。

イベントでは、七尾市出身の輝も出場し、一門別選抜トーナメントが行われたほか、平安時代の宮中で行われた相撲節会に則った「古式大相撲」も30年ぶりに復活しました。

結びは、大の里と豊昇龍の両横綱の一番です。

観客は普段の大相撲では見られない内容を楽しみました。

横綱・大の里「皆さん本日は楽しんでもらえたでしょうか。力士一同、これからも稽古に精進し、一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします」

大相撲九州場所は、11月9日に初日を迎えます。