水辺に生息する野鳥、カワウ。近年、温暖化の影響でカワウが増加し放流したアユなどが食べられ漁獲量の激減する被害が全国で問題となっています。
7日、石川県内で初めて開かれた全国内水面漁業振興大会。河川や池など淡水における漁業の維持や発展を目的に全国から漁業組合員などおよそ450人が参加したこの大会でも議題の一つとなったのがカワウの問題です。
カワウは全国で2014年におよそ6万4000羽確認されていたのが2021年には9万羽余りに増加。

県内でも金沢市の犀川でカワウが住処を作り放流したアユを食べることで漁獲量が減り、釣り人の減少にもつながっているということです。