気象庁は1日、今年の梅雨入りと梅雨明けの確定値を発表し、近畿地方と北陸地方では梅雨入り・梅雨明けともに統計を取り始めて以降最も早かったことが分かりました。この結果、近畿と北陸では、梅雨入り・梅雨明けともに統計を取り始めた1951年以降で最も早くなりました。

特に北陸では、梅雨入り・梅雨明けともに当初発表していた速報値から3週ほど早まりました。

また梅雨の期間中に降った雨の量は、東北で平年の37%、北陸で50%と、記録的な空梅雨だったことも明らかになりました。

このほか、近畿地方でも史上最も早い梅雨入りとなったほか、梅雨明けは九州南部、東海、東北を除く地域で最も早くなりました。