石川県は、6日からの一連の大雨で914棟の住宅が床上や床下浸水などの被害を受けたと明らかにしました。
石川県によりますと、金沢市では7日の線状降水帯による大雨で、250棟が床上浸水、410棟が床下浸水するなど、662棟が被害を受けました。これまで集計できていなかった河北潟周辺の大浦町などで大幅に被害が増えています。
また能登町では高潮で160棟が床下浸水したほか、珠洲市では能登地方を襲った記録的大雨で仮設住宅など79棟が床下浸水し、一連の大雨で被害を受けた住宅は914棟に上っています。
人的被害は、七尾市中島町小牧の国道249号で道路の陥没に巻き込まれ、70代男性が重傷、30代男性と60代男性が軽傷となっています。
石川県や各自治体が開設していた災害対策本部は、14日午後2時までにすべて解散しました。