相続税などの基準となる土地の価格「路線価」が1日公表されました。北陸新幹線の開業効果で金沢市では24年ぶりに100万円の大台に乗った一方、能登では地震や豪雨の影響が際立ち、明暗が分かれる形となりました。

路線価は毎年1月1日を評価時点として道路に面した土地の1平方メートル当たりの価格で、相続税や贈与税を算定する際に用いられます。

県内では金沢国税局が4097地点で調査を行い、県全体の平均路線価格は前の年と比べて0.7%、4年連続で上昇しました。

記者リポート「ここが、1平方メートル当たり102万円。24年ぶりに100万円台になりました」