石川県では21日、山越えの乾いた風が流れ込むフェーン現象の影響も加わって猛烈な暑さとなり、小松市では午後1時前、36.9度を観測しました。今年2回目の猛暑日を記録し、全国1位の暑さとなりました。一方、22日午後からは梅雨前線の影響で天気が次第に下り坂となり、23日未明には警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

石川県小松市では21日午後0時53分、36.9度を観測し、6月の観測史上1位の暑さとなりました。小松駅前では日傘を手に強烈な日差しを避けながら行きかう人たちの姿がみられました。

22日も厳しい暑さが予想され、最高気温は金沢で34度、輪島で32度まで上がる予想です。ただ梅雨前線の影響で、午後からは雨が降り出すでしょう。大気の状態が不安定となり、雷を伴って強い雨の降る所もある見込みです。23日はさらに雨が強まる可能性があり、予想よりも前線の活動が活発になったり、雨雲が発達したりした場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。

23日午後6時までの24時間に降る雨の量は、加賀地方で100ミリ、能登地方で80ミリと予想されています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。