金沢市の村山卓市長は、2026年3月に閉鎖予定の金沢市の中心部、片町にある商業施設「プレーゴ」の再開発について、土地所有する都内の企業に自ら出向いて、まちづくりへの協力を伝えることを明らかにしました。

2026年3月に閉鎖が予定される「プレーゴ」については、土地を所有する東京のフジタが跡地にホテルの建設を検討しています。

18日開かれた金沢市議会定例会の一般質問で、村山市長は「都市再生緊急整備地域」の指定を見据えて、周辺商店街と一体となったにぎわい創出を踏まえた開発を要望します。

村山卓金沢市長「片町地区のまちづくりに協力し地域の人に喜んでもらえるような施設にしたい旨の言及があった。私自らできるだけ早い時期に先方に出向き、あらためて責任ある立場の方に直接まちづくりへの協力を要請したい」

また、土地を取得する前に先行利用する金沢市香林坊の旧日銀金沢支店の跡地について、建物と歩道の間のスペースに県産材の「のとヒバ」のベンチを4基以上設置し、8月下旬に開催する「金沢アカペラタウン」のイベントで活用を始めることを明らかにしました。