第75代の横綱に昇進した石川県津幡町出身の大の里が、横綱になって初めてとなるメディア向けの公開稽古に16日臨みました。
角界をリードする郷土の星への注目はさらに高まっています。
茨城県阿見町にある二所ノ関部屋で行われた公開稽古には、多くの報道関係者や後援会の会員が集まりました。

大の里は念入りに四股を踏み、すり足、テッポウなど基本の稽古に励みます。

二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が不在のなか、横綱として部屋の力士を指導する場面も。
大の里「合わせろ合わせろ」「周り見て」

横綱となり周囲の期待がさらに高まる中でも、大の里は平常心を心がけます。
横綱・大の里「番付は変わったが、やるべきことはいつもと変わらない。限られた時間でしっかりと稽古はできていると思うので、残り10日くらいで名古屋に行くので、またしっかりとギアを上げていきたいと思う」
見学に訪れた後援会の人「横綱になったので、けががなくこれからも活躍してほしい」