最新の工業機械や産業用ロボットを展示・紹介する日本海側最大規模の機械工業見本市=MEX金沢が15日開幕しました。最近では企業の人手不足が課題になる中、救いの手となる機械が続々登場です。
重たいものも軽々と持ち上げるロボットに…料理をこぼさず、安定した状態で運んでくれる自動搬送レーン。

石川県産業展示館で開催されている工業機械の見本市「MEX金沢」には、過去最多の279社が出展しています。

製造業で深刻な問題となっている労働力不足。その悩みを解決してくれる1つの手段として、人とロボットがともに働く協働ロボットの需要が高まっています。
石川県加賀市に本社を置く大同工業では、次の作業工程に物を自動で運んでくれるロボットを開発しました。
大同工業事業推進本部・澤田大吾課長「自分で作ったマップの中で指定された位置まで運ぶのを可視化している。例えばこの中に人が入ってきた場合は人をよけて走っていく」
客のニーズに合わせて物を乗せて運んだり、重い荷物を引っ張ったりするなど、使い道はさまざまです。

大同工業事業推進本部・澤田大吾課長「なかなか人手不足でこういう作業はしたくないという方も多くなっている。ロボット化、自動化することによって作業しやすくなる」