現職県議の死去に伴う羽咋市羽咋郡南部選挙区の石川県議会議員補欠選挙は11日に投票が行われ、前の宝達志水町長・宝達典久さんが、元職を破り初当選を果たしました。
町長の職を辞して、県議補選に立候補した宝達さん。町長としての経験を武器に、今年3月に亡くなった稲村建男さんの後継として国や県と連携し、能登半島地震からの復旧復興や魅力ある街づくりを進めたいと訴え支持を伸ばしました。一方、本吉さんは県議を3期12年務めた実績を強みに市民・町民の声に寄り添った政策を訴えましたが、及びませんでした。
県選挙管理委員会によりますと、確定の投票率は67・35%と、2年前の前回選に比べ0・59ポイント下回りました。