2026年6月には更地で返還 プレーゴ内の店は「さみしさとビックリ」

プレーゴが2026年3月に閉鎖されることが決まりました。運営する金沢商業活性化センターによりますと、地権者との契約延長が実現せず、2026年6月までに更地で返還することになったということです。

外国人観光客の増加などもあり順調に営業を続けてきたプレーゴでしたが…

I-PRIMOジュエリーコーディネーター・北島倫佳さん「さみしさとビックリの両方です」

プレーゴで9年間、ブライダルジュエリーを中心に販売しているこの店には、金沢市だけでなく、北陸3県からも客が訪れるといいます。

I-PRIMOジュエリーコーディネーター・北島倫佳さん「街中で少し雰囲気が違ってお洒落な雰囲気の場所だったので賑やかな幅広い年齢層が来られる場所だと思う。引っ越しが大変なので近くの場所に移ると思うがどうなるか」

解体後の跡地の利活用は未定ですが、中心商店街のさらなる空洞化が懸念されます。

片町商店街振興組合・諸江洋理事長「民間の方が開発されると思うので賑わいの拠点をちゃんと作ってもらえるとありがたい」

金沢市の中心部、片町の再開発事業は2027年度から部分的に解体や新築工事に着手していきます。プレーゴ跡地の利活用の行方が今後の都市再生に大きな影響を与えることになることから速やかな再開発が求められます。