夏の参議院選挙で、石川県内の野党勢力が候補者の一本化に向けて調整を始めました。

金沢市内で開かれた協議会には立憲民主、国民民主、社民のほか、連合石川や非自民・非共産でつくる県議会会派「未来石川」が加わりました。

9日の初会合では立憲民主党県連の一川政之幹事長が「今回の選挙は我々にとってチャンス。できる限り大きな塊で候補者を支援することが勝利につながる」と結束を呼びかけました。

参院選の野党勢力をめぐっては、国民民主党県連が4月中に候補者の擁立を目指しています。

立憲民主党 県連 一川政之 幹事長「県民の期待は野党がバラバラではいけないと言うことだと思うので今回ある程度塊になったのは前進した」

9日の協議会では個別の候補者名は出なかったということですが、統一候補に向け、4月下旬が一つの山になるという見方を示しています。

参院選の石川県選挙区にはこれまでのところ、自民党の現職・宮本周司さんと、参政党の新人・牧野緑さんの2人が出馬を表明しています。