24日の石川県内は各地で気温がぐんぐん上昇し、6月上旬並みの初夏の陽気となった所もありました。

花見が待ち遠しいですが、白山市では早咲きの河津桜が見頃を迎え始めています。

白山市西米光町の堂尻川沿いでは河津桜が花を咲かせ、花見に訪れる人の姿が見られました。

見物客「思っていたより咲いてた。可愛かったです。春きたなって感じ」「かわいい。桜咲いとるか気になって見に来ました」

この地区では毎年、「蝶屋桜まつり」を開催していますが、今年は開花が1か月半ほど遅れたということです。

ただ、24日は初夏を思わせる陽気となり、最高気温は小松で24.2度、金沢で24度など11の観測地点のうち10地点で今年最高を記録しました。

蝶屋桜守の会・小寺盟事務局長「この桜を中心にしたさくらまつりをやるようになって、7年ほど経つのですが、だんだん皆さんに知れ渡って、県外からも見に来る人が多い。(今年は開花が遅れ、皆さん待ちわびていたので)特に今年は思い出に残る桜になるんじゃないかと思ってます」

川沿いにはおよそ50本の河津桜が植えられていて、保全活動に取り組む蝶屋桜守の会によりますと、現在は6分咲きの状態で、見頃は4月上旬にかけて続くということです。