石川県内の1月の有効求人倍率は1.6倍と2か月連続で前の月を上回りました。

また、1.60倍になったのは2023年7月以来1年6か月ぶりとなります。

石川労働局によりますと、職を求める人1人に対し何件の求人があるかを示す、1月の有効求人倍率は県内で1.60倍となりました。

前の月から0.03ポイント上がり2か月連続で上昇し、全国では3番目に高い水準となっています。

また新規の求人は前の年の1月と比べると全体で19.6%増えていて、個別の産業で見ると建設業や製造業、卸売業・小売業などで大きく増加しています。

こうした状況を踏まえ、石川労働局は県内の雇用情勢について、「地震や豪雨の影響により一部地域に弱さがみられるものの持ち直しの動きがみられる」としています。