芸術界の最高峰と言われる日本芸術院の会員に内定した金沢市の美術家、十一代大樋長左衛門さんが21日北陸放送を訪れ、「多くの人の出会いに感謝したい」と喜びを報告しました。
日本芸術院は様々な分野で活躍し、優れた功績のある国内最高峰の芸術家を顕彰する国の栄誉機関です。

今回、会員に内定した十一代大樋長左衛門さんは、同じく日本芸術院の会員で2023年に亡くなった大樋陶冶斎さんの長男として、金沢市で350年以上続く大樋焼の窯元に生まれ、日本芸術院賞を受賞しています。
66歳を迎えさらに精力的な創作活動を続けていて、現代美術の分野にも精通しています。十一代大樋長左衛門さんは、今後目指すべき道を熱く語りました。

十一代大樋長左衛門さん「誰もやっていないくらい古い伝統を何百年前のものを触ってみたい」
十一代大樋長左衛門さんへの日本芸術院会員の伝達式は、3月3日に都内で開かれます。