地震や水害など災害の頻度が高まる中、石川県警は能登地方の警察署を中心に、悪条件の下でも走行しやすい多目的用途の車両を導入します。

県警が導入するのはスポーツ用多目的車=SUV型の車両4台で、元日の地震や9月の豪雨など、能登を中心に災害が頻発していることを受けた対応です。SUV型の車両は車高が高く前方の視認性に優れていることや、悪路でも走りやすい点が特長です。


(石川県警察本部警務課・蔵谷誠次席)
「パトカーの被害は地震以降、底を擦ったりパンクなど軽微なものはあったが、今回車高が高いことでより効果的に活用していけるものと考えている」

SUV型の車両は珠洲と輪島、七尾の能登地域3か所の警察署と、県警本部に来週から配備されます。