9月の記録的豪雨では、能登半島地震で川を堰き止めていたいわゆる「土砂ダム」が決壊し、下流の被害を拡大させた可能性があります。

輪島市の一部では、現在も土砂ダムが残ったままの地域もあり、住民の間では懸念する声が上がっています。土砂崩れなどにより川が堰き止められる「土砂ダム」。

能登半島地震では、輪島市と能登町に合わせて14か所が形成されていましたが、豪雨のあとには、輪島市の町野川流域で7か所が消えているのが確認されました。