能登地方を襲った豪雨で、川の濁流で住宅が流され安否が分からなくなっていた石川県輪島市の中学3年・喜三翼音さんについて、福井海上保安署は福井沖で見つかった女性の遺体がDNA鑑定の結果、本人であると発表しました。
奥能登の豪雨では輪島市久手川町で住宅4棟が流され、中学3年の喜三翼音さんの安否が分からなくなっていました。

9月30日、福井県の沖合でズボンのタグに手書きで「喜三」と書かれた女性の遺体が見つかり、3日、福井県警が見つかった遺体の指の爪と、喜三さんの父親の口の中の粘膜を照合しDNA鑑定を行った結果、遺体が本人であると判明しました。

また、司法解剖では遺体の気道内と肺に大量の泥が入っていたことから、死因は土砂を飲み込み気道が塞がれたことによる窒息死だと分かっています。

  









