パリオリンピック™のサッカー女子・なでしこジャパンで活躍し、スウェーデン1部リーグのヘッケンに移籍した金沢市出身の北川ひかる選手が、現地でデビュー戦に臨みました。
北川選手が所属するヘッケンの公式ウェブサイトによりますと、北川選手は移籍発表から1週間後となる現地時間の26日、リーグ首位のローゼンゴードとのアウェー戦に先発出場しました。
試合は後半21分にローゼンゴードに1点を奪われ、1対0で終了。北川選手はチャンスをものにすることができず、後半38分で交代しました。ヘッケンは16節を終え、3位に後退しました。
北川選手はクラブのウェブサイトで、「驚いたが、大事な一戦で先発起用してもらえて感謝している」とコメントしました。
まだスウェーデン移籍後わずか1週間で起用されたことについては「チームに合流したときは緊張していたが、チームメートが温かく迎えてくれた。左ウィングとしてもっと活躍して、ゴールチャンスを作り出したい」と語りました。
ヘッケンのマック・リンド監督は「トレーニングに参加した回数を考えると北川はすばらしいデビューをした。試合のビルドアップでも活躍してくれて満足している」と評価しています。