立体画像=3Dを使った、革新的な設計技術を活用する金沢市の建築設計事務所があります。
石川県金沢市の浦建築研究所。意匠、構造、設備などの専門部門を備えた設計事務所で、「能登演劇堂」「金沢港クルーズターミナル」「道の駅のと千里浜」「ベルリンの茶室」など、石川県内を中心に国内外で数々の建築を手がけてきました。

そして、日本の建築業界の中でいちはやく取り入れたのが、3Dを駆使した設計システムの革新技術「BIM(ビム)」=ビルディングインフォメーションモデリングです。
松村玲郎キャスター
「BIMというのは簡単にいうとどういうもの何ですか?」
浦建築研究所統括設計グループ第1室主任 巻駿之介さん
「簡単に言えばCAD(キャド)の時は1枚1枚図面を描いていたものがBIMですと建物の情報を入れることで、平面図も断面図も3Dも同時に設計していくような形になる」
松村キャスター
「作り手も効率とか良くなると思いますが、設計を依頼しているお客さんの立場でも情報を伝えやすいとかあるんですか?」

巻さん
「お客さまとコミュニケーションするときに、図面だけでなく3Dの形状のものですとか、視覚情報を提供してあげて分かりやすい説明をこちらからすることもできますしお互いに理解度が深まるようになってるのかなと思います」