「原爆の記憶を残す」「被爆者の記憶を継承する」

2020年9月に91歳で生涯を閉じるまで、その気持ちを持ち続けた金沢大学名誉教授の岩佐幹三さん。

岩佐幹三さん(2017年)

石川県内の被爆者支援の活動に力を尽くし、晩年は原爆にかかわる資料の収集や整理などを通し、記憶を残すことに心を砕いてきました。

岩佐さんのような人たちの思いを継承する取り組みは続いていますが、果たしてこの先も長く記憶は残していけるのか、大きな課題もいま浮き彫りになっています。