北陸電力は21日、福井県敦賀市の敦賀火力発電所から、周辺の上水道へ海水が逆流していたと発表しました。健康被害は確認されていないということです。
異常が確認されたのは、敦賀市の鞠山、田結、赤崎の3つの地区です。21日、住民から敦賀市へ「水道水から海水のような味がする」と連絡があり、北陸電力が調査したところ、敦賀火力発電所の「海水電解装置」から、上水道に海水が逆流していたことが分かりました。
影響があった世帯数は調査中ですが、健康被害は確認されていないということです。
北陸電力によりますと、海水電解装置は、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを生成するために使われているということです。本来は水道水を使用しない仕組みですが、何らかの原因で海水が上水道に逆流したとみられ、北陸電力が原因を詳しく調べています。また装置の停止による発電所の運転への影響はないということです。
北陸電力は「周辺地域の皆様へ大変な迷惑と不便をかけ、深くお詫びするとともに、今後の再発防止に努める」としています。
敦賀火力発電所は石川県七尾市の七尾大田火力発電所と並ぶ北陸電力の主力の発電所で、1号機が1991年に、2号機が2000年に運転を開始しました。2025年には2号機のボイラー内部の配管から蒸気が漏れ出るトラブルで2か月近くにわたって運転を停止していました。











