パリオリンピック™女子サッカー日本代表の試合会場には、元日の能登半島地震で家や家族を失った中学生たちの姿がありました。
能登の中学生をパリへ。ちょんまげ姿のサポーターの熱意が全国からの支援を集め実現したプロジェクトです。

元気な笑顔があふれるのは、名物サポーター「ちょんまげ隊長ツンさん」こと角田寛和さんと能登半島地震で被災した5人の中学生。

能登の子どもたちをオリンピックに招待したいと全国で被災地支援を行っている「ちょんまげ隊」が、各地のボランティア団体と協力して進めてきたプロジェクトです。

角田さんは、プロジェクトを進める理由をこのように語ります。

角田寛和さん「すごく大変な子たちに“頑張れ”って言うのは簡単だけど、6か月経って復興がこういう感じだと実感が湧かないと思うので、パリオリンピックに連れて行けばみんなが注目してくれるし、みんなが力を合わせれば地球の裏側にも行けるということを子どもたちにも伝えたいし、親や地域の人にも伝えたい。」