MRO NEWSDIG特集 「おまえに会うんが楽しみやったんや」 延長18回の死闘“箕島対星稜”で名将・尾藤公監督が心を通わせた相手の選手 甲子園・高校野球名勝負のその後 2024年8月15日(木) 11:18 石川 平凡なファーストへのフライが「まさか」 語り継がれるワンプレー 1979年の試合、大きなターニングポイントとなる場面がありました。16回の攻防です。 2対2の同点でしたが、星稜は山下主将のタイムリーで1点を勝ち越します。3対2でリードした星稜、16回ウラ、2アウトランナーなしであと1人となります。 箕島の森川選手が打ったファウルフライでしたが、ファーストの加藤選手は転倒し、何でもない打球を取り損ねます。 このシーンが転機になったのか、森川選手は同点ホームランを放ち、箕島はその後延長18回でのサヨナラ勝ちを果たします。