「石川と一緒に」震災を二度経験した北川選手の思い
親もとを離れ福島でサッカーと向き合う日々。こうした中、2011年に東日本大震災が発生します。北川選手は当時14歳、チームは拠点を静岡に移すことになりました。

北川ひかる選手(当時16)
「震災があって、スポーツをしている人は環境がなくてやめちゃうみたいな、そういうことがあったのでその人たちの分まで自分はもっと頑張らなきゃいけないなと思いました」
そして、今年元日の能登半島地震。“石川とともに立ち上がりたい” 大きな地震を二度経験した北川選手の思いです。
なでしこジャパン・北川ひかる選手
「その時だけ辛い思いをするんじゃなくてずっと何年も辛い思いをする人を見てきたので、なかなかそんな簡単に復興するものでもないですし、少しずつ一緒に立ち上がっていければと思っています。」

幼い頃からの夢の舞台「オリンピック」、能登への思いを胸に世界へ挑みます。
なでしこジャパン・北川ひかる選手
「能登の方々にしっかりとパワーを届けられるように、優勝目指してやってるのでひとつひとつ勝ち続けて一番いい色のメダルをもって帰って来たいなと思います」