梅雨入りをめぐって、梅雨前線の北上などが要因で発表される場合、「北陸」など南北の距離があるようなところはその判断が悩ましいと思われるシーズンがあります。
気象庁が区分けをしている地域として「北陸」は、石川県・富山県・福井県・新潟県の4県が対象です。
金沢と新潟では緯度はおよそ1.5度、南北の距離にして150キロあまりの差があります。金沢には前線がかかり雨が降っていても新潟ではその影響がなく晴れている、というケースもあります。
ちなみにこの先の予報、金沢では16日(日)雨ですが、新潟は晴れ間がみられる見込みです。


新潟にいると、実感として晴れていれば北陸として梅雨入りの発表をする判断には至らない、ということもあります。「梅雨明け」に関しても同じことがいえます。
今シーズンの梅雨入りは、梅雨前線の北上がカギを握ることになりそうで、その意味では北陸の場合どのタイミングで発表されるかは気にかかるところです。