北陸地方整備局 能登復興事務所金沢分室 河川・砂防・海岸グループ・本田正和さん「木が白くなっているところまで浸かっていた」

これから迎える梅雨の時期。この土砂ダムがさらなる被害をもたらす恐れがあるといいます。

本田さん「6月からは雨が降るシーズンに入るので、そうなるとこの今落ち着いている土砂ダムがいつ決壊するかわからない。決壊すると土石流となって下流の市ノ瀬地区を襲う」

土砂ダムの決壊による2次被害を防ぐため、市ノ瀬町では1月から北陸地方整備局による仮設水路の設置が進められています。

本田さん「我々としても地域の方に1日も早く生活を取り戻せるように、1日も早く施工を進めていきたいということと、まだ応急的な対応が終わったばかり。雨とか情報に注意していただきたい」

土砂ダム対策工事はいずれも5月末までに完了する予定です。