石川県内の美術界の巨匠や若手作家の力作を一堂に集めた「現代美術展」の巡回展が、白山市で開かれています。


ことしで80回目を迎えた、県内最大規模の公募による美術展「現代美術展」。白山市の会場には、日本画や彫刻など6部門で179点が展示され、なかには能登半島地震からの復興を願い、能登の美しい里山・里海の風景を描いた作品も並びました。


最高賞にあたる美術文化大賞・県芸術文化協会会長賞に選ばれたのは、金沢市の柴山桂子さんによる「ハルノウタ」。春の訪れを感じさせる色彩豊かなパステルカラーで、躍動感ある人魚が描かれています。


現代美術展白山展は、「市民工房うるわし」で今月26日まで開かれています。