能登半島地震による大規模な火災で商いの場を失った輪島朝市が23日、金沢で復活しました。

MRO北陸放送・牛田和希アナウンサー
「活気に満ちた呼び声、オレンジ色のテント、復興に向けて輪島朝市が再スタートを切りました」
会場の外まで続く長い行列。輪島朝市は、地震による大規模な火災で再開のめどが立たないことから、90キロ余り離れた金沢市の金石港に場所を移し、「出張輪島朝市」として開催されました。


会場では、29の店舗に約40人が立ち、干物や刺身、輪島塗など輪島朝市ならではの商品が販売されました。朝市の復活を後押ししようと、通りを埋め尽くすほど全国から多くの客が訪れました。



長野から来た男性は…
「いっぱい買いました!焼ホタテがねすごくおいしいと言われたもので焼ホタテを買いました。少しでも復興の力になれればと思って来ました」

金沢から来た子どもは…
「いかとんびは試食して美味しかったから、お父さんにおねだりして買ってもらった」
海産物を販売・遠島孝子さん
「ボランティアの方がたくさん手伝ってくれて、私全然売ってないんですよ。全部ただお客さんと久しぶり久しぶりって話して、話だけして終わったんです。嬉しかったです、やっぱりこの商売やっていてよかったなと思いました」

きょうは約1万3000人が訪れましたが、金石港での出張輪島朝市は次回はゴールデンウィークに開かれる予定です。











