化学肥料や農薬などを使わない「有機野菜」がたっぷり入ったメニューで被災者を元気づけようと、石川県内灘町の避難所で炊き出しが行われました。


内灘町では現在も2か所の指定避難所に合わせて47人が身を寄せています。21日は、栄養が偏りがちな被災者に野菜をたくさん摂ってもらおうと、有機農業を広める活動を行う「MOA自然農法文化事業団」が炊き出しを行いました。

きょうの献立は五目ごはんに小松菜の胡麻和え、ポテトサラダにおでん。使われている野菜やコメは全て有機農業で育てられたものです。
MOA自然農法文化事業団・細川洋幹さん
「オーガニックの野菜は味がしっかりあるので調味料もそんなに使わない。今日は野菜も多めにしてあるので、普段ご家庭で食べていたような味と思い作ってきたから、その辺を味わってもらえたら良いかなと思う。」
避難している人は…
「美味しい。栄養たっぷりだし、野菜もついてる。」
事業団では今後、能登などでも炊き出しを行っていきたいとしています。











