被災した料理人たち…それでも“やりがい”を求めて

橋田さんのレストランも液状化現象で建物が傾くなどの被害が出ました。

橋田さん「田んぼに面した側の土地が…液状化した部分があったりして。地盤沈下が起こって20センチくらい沈んでる」

地盤がずれた敷地

電気やガスは通っているものの営業ができない状態で、再開の目処は立っていません。橋田さんは「地盤沈下起こして基礎の部分が落ちてる。建物がさらに傾くと工務店からは言われている」と話します。

Q.このままでは?

橋田さん「使えないです。解体してどうするか。悔しいし寂しいし…でもしょうがない前を向いてやるしかないので」

それぞれが被害を受ける中、今できることをやりたいと集まった料理人たち。温かい給食で子どもたちに元気を届けます。

橋田さん(右)「前を向いてやるしかない」

橋田さん「料理が好きというのはもちろんあるけど。その料理を食べて喜んでもらえるのが…この仕事の良いところだと思う。僕らは僕らで次の展開に向けて動き出さないといけないところがあるんですけども、避難所で困っているという声がある限りは、できる限り対応していきたいと思っています」