「とにかく普通の平穏な生活を」完成に飼い主らの反応は

大場小都美さん「これはね、ペットと飼い主が一緒に過ごせる“ワンにゃんハウス”です。能登町も相手にしてくれないし、もう自分で何かやるしかないということで、みんなの力を借りて、意見を借りて、やっと形になってきた」

4日、「ワンにゃんハウス」10棟が完成し、早速ペットを連れた入居者たちが訪れました。山城さんの愛犬・さくらも楽しそうに走り回ります。

さくらとじゃれる大場さん「さくちゃん、よしよし覚えた?良かったな良かったな」

山城政樹さん「有難いですよね。大好きな犬と一緒にこられて。これからどうするか。奥さんと相談してここに移住するか?って」

さくらと避難する山城さん

2か月の間車中泊をしていたネコたちは、初めての場所とあって最初は緊張していましたが慣れてくるとリラックスする姿も見せます。新出さんは、もっくんを撫でながら「もっくん。良かったね、広すぎてビックリやね」と語りかけていました。

ネコと避難する新出さん

大場小都美さん「とにかく普通の平穏な生活を飼い主も送れるように。それだけが願いです。あとは復興をね。私は期限を区切らず、いつまでも居て良いよと言ってあるから、飼い主もワンちゃんもネコちゃんも両方とも健康に戻してほしい」