欲しい物のマッチングも…

発災から2か月を迎え、2次避難所だけでなく、みなし仮設などで新たな生活を始める被災者もいて、家電や暖房器具などの需要も多いということです。

四十万小学校の体育館(金沢市)

門前からの避難者「アパートに住んでいる。ちょっと足りないものを貰いに来た能登町の避難者は、洋服を全部買っている。避難所からそのまま来たから」

珠洲市折戸からの避難者「長靴を探していた。家から持ってこられたかったので」

欲しいものがなかった場合は、付箋に欲しいものと、電話番号を書かくと、入り次第、連絡がいくマッチングシステムも導入されています。

マッチングシステム

また会場では輪島市南志見地区からの2次避難者もボランティアとして手伝っていました。

南志見地区からの避難者・河本恵き子 さん「わたしも、きのう家に帰ってちょっと片付けて輪島塗とかいうものをここで提供した。そしたら評判がよくて、すぐにもらわれましたよと。捨てるに捨てがたい。力になる。私は人と話すのが好きで、ちょっと余計なことも言ったりするけど、それが一つの励み。先行きが見えない生活が続く被災者にとって、ここでの交流は、心の支えにもなっています」

この支援物資の無料配布は四十万小学校の体育館で3月24日ごろまで毎日行われていて、家で使っていないもの、余っているものを会場に持ち込むことができます。