来年春の県知事選挙について、北陸放送と北國新聞社、テレビ金沢が合同で行った情勢調査の結果、前金沢市長の山野之義氏が現職の馳浩氏を上回る展開となりました。
北陸放送と北國新聞社、テレビ金沢は今月1日と2日、電話とインターネットを通じて調査を実施し、1570人から回答を得ました。
これまでに立候補を表明している2人のどちらを支持するか尋ねたところ、山野氏が一歩リードし、馳氏が追う結果となりました。衆議院の選挙区ごとでは、金沢市の1区と南加賀の2区で山野氏が先行し、金沢市より北の3区では馳氏がわずかにリードしています。
「今回の知事選挙に関心があるかどうか」を質問したところ、大いに関心があると答えた人は36.5%、ある程度関心があると答えた人が40.51%と、合わせて8割近くに上りました。
投票先を決めるうえで重視する政策は「経済対策や雇用・賃金」が最も多く、「震災復興」「まちづくり・地域振興」と続きました。
今回の調査では馳氏・山野氏のどちらを支持するか「決めていない・分からない」と回答した人も4割近くに上り、今後、他の候補者が出てくる可能性があるため、情勢は流動的な要素が残されています。











