大阪の清風高校でカンニングの指導後に生徒が自殺した問題で、生徒の両親が取材に応じました。

両親の訴えによりますと2021年、私立清風高校の2年生だった息子(当時17)はテストでのカンニングが見つかり、その後、自殺しました。

(母親)「本当にやさしい子でした」
(父親)「米津玄師さんが大好きで、よく歌を歌っていてライブにも行きました」
(母親)「家族で行ったね」
(父親)「すごく喜んでくれたのを一番覚えています」

「最高の家族でした。ありがとう」と書かれた遺書は、大量の写経の中に紛れ込んでいたといいます。

教師から「カンニングは卑怯者がすること」と言わされ、自宅謹慎や写経などを命じられていたことから、両親は「自殺は不適切な指導が原因」として、学校の運営法人に1億円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしています。

(母親)「指導を受けてから自死するまで、1日半だった。それだけの短い期間で自死を選ぶということは、学校の指導が無関係であったとは、私たちは決して思っていない」

2日の裁判では母親が法廷に立ち、「親の目の前で卑怯者という言葉を言わせ、人格を否定させクラスに戻る場所がないと悩ませた」などと涙ながらに訴えました。

一方、当時の担任らは証言台で「卑怯者という発言はしていないし、させてもいない」などと述べ、訴えを退けるよう求めています。

▼厚生労働省はホームページでいま悩みを抱えているという人に向けて相談窓口「いのちの電話」を紹介しています。
いのちの電話
フリーダイヤル 0120-783-556(毎日:午後4時~午後9時)