和歌山県九度山町の世界遺産・高野参詣道の「黒河道」で2日、登山中の67歳の男性がクマに襲われてけがをしました。

2日午前9時ごろ、九度山町北又の高野参詣道「黒河道」で、67歳の男性から「クマに右腕をかまれてけがをした。出血している」と110番通報がありました。

和歌山県と警察によりますと、高野山に向かってひとりで登山をしていた男性が、登山道である「黒河道」でクマに襲われ、右腕をかまれたということです。

男性はその後クマと一緒に斜面から約10m滑落し、クマにかまれたことによる2~3cmの噛み傷や、滑落による擦り傷などを負いましたが、命に別状はないということです。

襲ったクマは体長1mくらいで、逃げていったということです。

「黒河道」は高野山に登る「高野七口」の一つ「黒河口」に向かう高野参詣道で、九度山町などは現在、通行止めにしています。

クマを捕獲するためのオリが設置される方向ですが、通行止め解除のめどは立っていないということです。